骨格ドック 骨格整体 リ・サンテ杉原です。ここカトレヤプラザ伊勢佐木がある横浜関内は晴れ。
冷え性で気を付けたいのは、冷えによる不快感だけではなく、疲れやすさや頭痛、めまい、関節痛、不眠、下痢、便秘などの症状もあるという事を前回お話しさせていただきました。
10代から60代の世代別に、冷え症の部位別タイプと原因、おすすめ食材を今日はご紹介いたします。
☑手足が冷える(10~20代に多い)
体温は高めですが、手足の先端まで血液が行き渡らなくなって冷えている状態です。
原因:過度なダイエットや運動不足、環境の変化による気疲れやストレスなどによって自律神経が乱れ、手足末端の毛細血管が収縮して起こります。
●おすすめ食材:にら、生姜、にんにく、玉ねぎ、豆乳、ごま
体を温める熱を生み出す「たんぱく質」、末端の血管を拡張させて血行を促進する「ビタミンE」や「アリシン」、生の生姜に含まれる「ジンゲロール」などが効果的。ジンゲロールは生の生姜に含まれており、血行を促すことで手足など末端の冷えの緩和に役立つ。
☑下半身が冷える(30~40代前半に多い)
腰から下が冷えることで、骨盤内の内臓も冷え、さまざまな不調にもつながります。上半身はほてる「冷えのぼせ」になることも。
原因:長時間のデスクワークによる姿勢の悪化・ゆがみ、下半身の筋肉のこり、運動不足による筋肉の衰えなど。
●おすすめ食材:生姜、大豆、ひよこ豆、玄米
体を温めて血行をよくする「ジンゲロール」や、代謝を上げて血の巡りを良くする「たんぱく質」「ビタミンB6」をしっかりとりましょう。なお、生姜の「ジンゲロール」は加熱すると「ショウガオール」に変わり、身体を深部から温める作用が高まります。
☑内臓が冷える(40~50代に多い)
内臓の温度が低く、手足は温かいのに下腹部に冷えを感じます。胃腸の不調などの症状や食欲不振を伴うことも。
原因:副交感神経の働きが鈍ると内臓への血流が悪くなり、おなかが冷えます。ぽっちゃり体型で汗っかきの人や生まれつきの体質なども原因に。
●おすすめ食材:高野豆腐、納豆、ぬか漬け、味噌
冷たい飲み物は避け、暖かい飲み物や汁物などで内臓を温めます。胃腸など細胞の新陳代謝を促す「たんぱく質」「ビタミンACE」「亜鉛」、腸内環境を整える「乳酸菌」「ビフィズス菌」、体温の安定を助ける「鉄」、そしてリラックス効果のある「トリプトファン」で副交感神経を整えるのも効果的です。
☑全身が冷える(60代以降に多い)
体の表面と内臓の温度が下がるため、体温が低くなり、季節を問わずに体が冷えた状態になります。常に冷えているため、冷えの自覚症状がないまま、身体機能が低下します。
原因:筋肉量の低下、運動不足、食事量の不足、ストレスなどによる基礎代謝の低下、甲状腺の病気など。
●おすすめ食材:玄米、小松菜、納豆、ナッツ類
筋肉が少なくなると基礎代謝と体温が下がるので、筋肉の材料となる「たんぱく質」は不可欠です。糖質のエネルギー代謝に必要な「ビタミンB1」、血行をよくする「ビタミンE」や「鉄」、鉄の吸収を助ける「ビタミンC」も重要です。
※以上、㈱玄米酵素HP特集記事「冷え症タイプ別にわかる!原因と今日からできる温活習慣」を参考
冷え症対策のポイントは血行を良くすることです。疲れやストレスは身体を硬くさせ、血行を滞り易くさせます。さまざまな不調の元となり、頭痛、首や肩コリ、背中の痛み、腰痛、膝の痛みのほか、つらい冷えの症状を引き起こすほか、自律神経の乱れにもつながるのです。血行を良くする対策として、身体の根本の骨格を整えることで、血流が促がされ、身体が柔らかくなり、むくみやリンパの流れも良くなり、痛みやコリ、自律神経の乱れ等の不調解決の早道となります。寒い時期の体調管理や気になる不調の症状は、どうぞお気軽にご相談ください。
つらい冷え性のお悩みを何とかしたい方は、骨格を整えて全身血流アップが不調解決のカギかも知れません。ご興味のある方には、骨格の歪みを検査する骨格ドックと骨格の調整がセットになったコースをおすすめいたします。メニューはこちらからご覧ください。

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