骨格ドック 骨格整体 リ・サンテの仲里です。ここカトレヤプラザ伊勢佐木がある横浜関内の本日のお天気は晴れ。
先日ご来店のお客様、親指から手首、上腕にかけて首肩まで痺れるような痛みがあるとのことで、パソコンを使う際にお辛いご様子でいらっしゃいました。手首の痛みが表れる要因は大きく2つ考えられます。橈骨と尺骨の歪みに伴い、手根骨の配列がうまくおさまっておらず血行不良により痛みが生じる事と、胸椎や肩甲骨まわりの歪みにより背中から上腕にかけて筋肉が硬く強張った状態により血流が滞り、腕全体が重たくなってしまっている事が主な要因です。
胸椎の歪みが重なると、背中が固く後弯になり、それに伴い肩甲骨が自由に動きにくく張り付いたようになってしまいます。また、手先につながる神経を圧迫したり、靭帯が硬くなることにより腕、肩まわりの可動域が狭くなってしまい、手首への負担は大きくなる一方です。
日頃のケアとしては、朝起きて顔を洗う際、食器洗いでお湯を使う際など、ついでに少し熱めのお湯を溜めて手首から指先までをじんわり温める時間にしていただくことも、血行不良には効果的です。一時的に末端に血流がいき届くだけでも、ほんの少し痛みが柔らぐことをご実感いただけるかと思います。
どうしても痛みが強く表れた部分に原因があると思いがちになり、痛い部分をご自身でいじってかえってより痛みが強まった、というお話しを耳にすることもあります。なぜその部位にそのような痛みが表れたのか、痛みの元を辿り負担となっている大元の要因に手をかけてあげる事が、お身体にとって無理なく良くなるコツだと考えます。
手先の痛みの元を辿ると、首肩〜上腕、肘、手首にかけてのライン全体を見直す必要があります。特に痛みが表れていらっしゃらない方も、日々働き続ける手先の負担を軽くする、背中からの骨格調整による根本ケアをおすすめいたします。本格的にお辛くなる前に、お気軽にご相談ください。

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