膝関節症、突き指、腱鞘炎は靭帯のセルフケアで!骨格歪みの不調を防ぐ方法

骨格ドック 骨格整体 リ・サンテ杉原です。ここカトレヤプラザ伊勢佐木がある横浜関内は晴れ。

靭帯とは、関節において、2つの骨を結合する線維性の束のことを指し、骨以外の組織です。関節の安定性や動きを制御する等の重要な役割を担っており、血流が少ないため、再生が難しい組織とも言われています。
この靭帯を、セルフケアで良い状態に保つのは難しいと思われている方は多いようですが、実は、靭帯を良くする方法はあるという事を知っていただきたいのです。靭帯は、元々、強靭な結合組織ですが、硬いものはもろく壊れ易くなります。つまり、出来るだけ、しなやかに保つ事がポイントと言えます。

カラダの動きは、骨が支え、筋肉が伸縮する事によるもので、その間をつないでいるのが、腱と靱帯です。主に、靱帯が関わっている不調を挙げると、四十肩や五十肩等は、肩関節の不具合が原因で、腕が上がらない等の可動域が制限されたり、肩の痛み等が現われたりするもので、肘関節は、テニス肘やゴルフ肘等と呼ばれる、スイング等で腕を使う繰り返しの動作や、肘に負担が掛かるスポーツ等により、痛み、腫れ、しびれを伴なったり、腕の力が低下したりする事もあり、家事等の日常生活への影響も免れないものです。また、脚に関しては、股関節は、足の開脚時の可動域制限や歩行のさいの痛み等が元で歩行困難となるケースもあり、膝関節は、スキーやスケートのようなスポーツで、ジャンプ後の着地やストップ動作等で膝関節への負担により、前十字靭帯の損傷等ケガを招くもので、足関節は、足首の捻挫で痛みや腫れが生じる等々、多くの方に身近に起こり得る、いずれも靭帯を含んだ関節が関わる不調の症状例です。
そして、メジャーリーグ大谷翔平選手の話題となりますが、昨年2回目となる、肘の靭帯に対するトミージョン手術で再建を施されたと報じられています。大谷選手のように、フィジカル面にずば抜けた一流選手だとしても、負担は計り知れないものだと心配しているファンの1人でもあります。
つまり、負荷の大きさの差はありますが、そのようなニュースを耳にするたび、セルフケアでメンテナンスを行ない、靭帯の故障を防ぐ方法で、ぜひ、多くの方に、長くスポーツを楽しんでいただきたいと思うのです。

靭帯は骨と骨をつなぐもので、基本、酷使したり、ダメージを受けたりする事によって、靭帯に繋がる筋等も硬くなっていきます。つまり、常に、それらを柔らかくする事で、疲労がリセット出来るという考え方です。
例えば、バレーボールの突き指は、苦い経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、とても痛いです。しかしながら、セルフケアで、痛めた指の関節を、最初は優しく、そしてリズミカルに100回位引っ張る事で、痛みは解消されてしまうケースがほとんどです。これを、ほかの関節に置き換え、違和感がある部分を引っ張ったり、硬い部分を揉み解したり、一般のご家庭向けに販売しているようなマッサージ器具でも良いので、柔らかく緩めると効果を感じていただけると思います。それを、前段で触れた、四十肩や五十肩、手首の腱鞘炎、テニス肘やゴルフ肘、股関節や膝関節、足関節等の起こり得る箇所にケアするものですが、大切なのは、不調となる事前に、普段のメンテナンスで靭帯への負担をリセットする事により、進行がカバー出来るのです。

悪くなって初めて、医療機関やプロの整体やマッサージにご相談される方もいらっしゃるかと思いますが、何と言っても、日頃のセルフケアが一番だという事を、強く申し上げたいのです。そして、「継続は力なり」。目指す形が成果となって現れる事を願っております。
関節や靭帯等に関わるお悩みや、セルフケアの方法を詳しく知りたい等のご相談も、お気軽にどうぞ。
関節のお悩みは、骨格からの見直しをおすすめいたします。骨格の歪みを検査する骨格ドックと骨格の調整がセットになったメニューはこちらからご覧ください。

コンディション維持のためには、セルフケアが一番です!やり方等で困ったさいには、お気軽にご相談ください。


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