片足重心が背骨をゆがめる、癖が体の不調をつくる理由と整えるためのポイント

骨格ドック 骨格整体 リ・サンテ平野です。ここカトレヤプラザ伊勢佐木がある横浜関内は晴れ。

ふと気がつくと、片足に重心をかけて立っていたことはありませんか?無意識に片側へ体重を預け続けると、体はその姿勢を保つために上半身でバランスを取ろうとし、背骨や骨盤に少しずつ負担がかかっていきます。こうした癖は自覚がないまま続くことが多く、気づいたときには背中や腰の張り、肩の高さの違いなど、さまざまな不調につながることがあります。

先日私どもリ・サンテに来店されたお客さまも、同じお悩みで、実際に骨格ドックの検査を受けていただくと、肩は左の方が高く、胸椎から腰椎にかけてわずかに側弯の状態となっていました。
背骨のゆがみと聞くと、大きく曲がってしまっているイメージを持つ方もいますが、実際はレントゲンでも分からない数ミリのねじれや傾きが積み重なって起こっていることがほとんどです。しかし、この数ミリのずれが筋肉に負担をかけ、張りやコリ、血行不良を招く原因となります。体は傾いたまま倒れないように頭や上半身を微妙に使って姿勢を維持しようとするため、気づかないうちに体全体がゆがみを前提としたバランスを覚えてしまいます。これが続くと、筋肉の緊張はさらに強まり、慢性的な違和感につながってしまいます。

骨格を整える際には、まずこうした小さなゆがみを丁寧に調整し、体が本来の位置に戻りやすい状態をつくることが重要です。背骨や骨盤が整うと、支えていた筋肉の負担が軽くなり、「背中が軽い」「呼吸がしやすい」などの変化を感じる方も多くいらっしゃいます。日常生活の癖によるゆがみは戻りやすいため、片足重心を避ける、立つ際は足裏全体で体重を支えるなど、普段の意識もとても大切です。
体の不調の多くは、気づかないうちの習慣が積み重なって現れます。小さな違和感のうちにケアを行い、自分の体の使い方を見直すことが、より快適な状態につながっていきます。
片足重心の癖が背骨に与える影響とは。歪みを検査する骨格ドックと骨格の調整がセットになったメニューは、こちらからご覧ください。

数ミリのゆがみが姿勢バランスに影響します。

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