骨格ドック 骨格整体 リ・サンテの仲里です。ここカトレヤプラザ伊勢佐木がある横浜関内の本日のお天気は曇り。
「猫背にならないよう胸を開かなくては…」「運動で背中を反ると痛い…」と、日常を頑張れば頑張るほど無意識のうちにお背中がかたくなってしまう恐れがあります。
背骨は腰椎から頚椎まで24個の椎骨に分かれ、クッションの役割の椎間板と椎間関節のつながりによって成り立ちます。脊柱は身体を支えると同時に動き出す動力になると言われ、出来るだけ自由にあらゆる方向へ動き回れる状態を作ることが望ましいです。
ひどい肩凝りが見られる方の多くは、腰から背中にかけての後弯が強く、背中を伸ばした姿勢でいる際も常にポコポコと椎骨が抜き出てしまっています。本来であれば腰から背中にかけて緩やかに前弯ぎみのアーチがあり肩甲骨の間はふっくらとした厚みのある立体的な構造で、呼吸に合わせ肋骨が広がり、動作に合わせて滑らかに背骨が動きます。しかしながら複雑な椎骨のズレが積み重なりますと椎骨と椎骨がつぶれたような、詰まったような状態となり関節同士の可動域が狭く、背骨の柔軟性や連動性を低下させてしまうのです。
特に背中を反る際、首が先行して動くと背骨の動きにロックがかかるように、仙骨から頚椎への脊柱の連なりが発揮されているかどうかが重要です。背中を反らせる際は胸椎を引き上げ、クッションのような組織の椎間板の圧迫を和らげるよう椎骨と椎骨が伸び縮みする余白があることでしなやかな動き出しが可能となります。イメージとしては椎骨と椎骨の隙間を広げるよう背頭のてっぺんを上へと引き上げていく感覚です。
また逆に脱力してお背中を丸くすることも椎骨と椎骨の後側の関節の可動域を押し広げます。背骨は上方向にも下(前)方向にもしなやかに動ける状態へと整え続ける必要があり、背中は平らではなく緩やかに上下に引き伸ばされながら自由自在に動くことが理想的です。骨格からのお手入れで、少しずつしなかやな背骨を目指しませんか?お気軽にご相談ください。
背骨は上方向にも下(前)方向にもしなやかに動ける状態へと整え続ける必要があります。できる限り痛みや辛さを我慢しない生活習慣を心がけることを最優先事項にしていただけたらと存じます。骨格の歪みを検査する骨格ドックと骨格の調整がセットになったメニューはこちらからご覧ください。

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