骨格ドック 骨格整体 リ・サンテ仲里です。ここカトレヤプラザ伊勢佐木がある横浜関内は曇り。
呼吸が浅いと感じる等の経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか。良い呼吸にとって、大切な要素の一つとして、胸郭の柔軟性が挙げられますが、肋骨周辺が硬くなると、実は、横隔膜の機能低下につながるおそれがあるのです。呼吸が浅くなり、代謝が落ちる事を招き、痩せにくいや肌質が低下するだけではなく、内臓機能へ影響を与えるなどの、美容と健康の両方にとって問題になりかねないのです。
良い姿勢づくりで、頻繁に話題に挙げられる背骨や骨盤等に比べ、肋骨を普段意識しているという方は少ないのかも知れません。肋骨の役割はさまざまで、カゴ状の骨組みの内側で心臓や肺などの重要な臓器を保護したり、呼吸のさい、肋骨が上にあがる事で肺に空気が入りやすくなったりする働きのほかにも、腕を上げるさいに、肋骨間が広がるように動き、また、体をねじるさいの動きにも関与し、体全体の動きを支えています。つまり、体の上部を支える骨格の一部であり、上半身を安定させる、姿勢にとっても大切な役目を担っているのです。なお、男性に多い傾向の腹式呼吸を促す横隔膜は肋骨に付いて呼吸が行なえる仕組みとなっており、女性に多い胸式呼吸は、肋間筋と呼ばれる肋骨と肋骨の呼吸運動に深く関与する筋肉の胸部運動が主体となり、いずれの呼吸も肋骨の健康状態が重要なのです。
先日も、気遣いや腕を使う細かい業務が多い仕事のためか、始めは肩や背中にかけての違和感を覚え、最近は痛みとなり、疲れも抜けず、体調がすぐれないと不調を訴えられるお客様が来店されました。胃腸の調子も悪く、胃が詰まっている感じもあり、お顔色もくすんでいるようにお見受けしました。骨格ドックの検査のあと、背骨の歪みや骨盤の開き等を整え、姿勢を正し、胸郭が開き易いように肩関節の歪みと鎖骨から肋骨にかけての骨一つ一つの状態を確認しながら歪みを整えました。肋骨の歪み等が原因となり、肋間筋が硬かったのを、柔らかくする調整を行なっていきました。施術後、お客様は、「すごく体が軽くなってポカポカと温かい感じがします」と、お顔の色や表情が明るく変化され、「深い呼吸も出来なかったのですが、今、ゆっくりと出来てとてもリラックス出来ています」とお喜びでした。
緊張やストレスによって、無意識のうちに呼吸が浅くなると、交感神経優位となり自律神経の乱れにも影響しかねません。良い呼吸のためには肋骨の歪みを正し、柔らかな動きを取り戻す事が必要です。さらには、背骨から骨格を正し、全身の血行を良くする事で、体の流れが促がされて老廃物等が排出、デトックス効果にもつながります。
先週末頃より、暑い日が続いた夏からの気温の変化が原因とみられる、秋の体調不良にお悩みの方は多く、体の違和感や痛み、呼吸のお悩み、胃腸が悪い、疲れが抜けない、冷えやむくみ、自律神経の乱れ等の不調でお困りの方は、お気軽にご相談いただければと思います。
横隔膜や胸郭の働きに大切な肋骨ケアは、秋の不調にお悩みの方のほかにも、「良い呼吸のためには何をすれば良いの?」とお思いの方や、デットクス効果を高めたい方にもおすすめです。肋骨の状態を検査する、骨格ドックと骨格の調整がセットになったメニューはこちらからご覧ください。
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