土用とうなぎ

骨の整体 骨格ドック リ・サンテの鈴樹です。本日の横浜関内のお天気は晴れ。

梅雨明けしましたね。夏本番!でも、まだからだは暑さに慣れていません。無理せずゆっくり過ごしましょう。

今回は土用のお話し。土用とは、「季節の変わり目の約18日間」のことを言います。夏の土用は『土用の丑の日』『うなぎを食べる日』などでご存知の方も多いと思います。でも本来は夏だけではなく、立春・立夏・立秋・立冬の直前に、年4回あるんです。今年の夏の土用は、7月19日(月)から立秋8月6日(金)の立秋までの間。丑の日は7月28日(水)

土用の起源は中国から伝わった「陰陽五行思想」に基づいていると言われてます。陰陽五行思想では、自然界は木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていて、季節もこの5つの要素に当てはめて、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の気と考えられました。そして「土」は、種をたくわえ、芽を出させるという土の働き(土用)に着目して、立春、立夏、立秋、立冬の4分割して割り振られたのです。つまり、運気が変化する時期ということですね。この時季は土の気が盛んになるとされ、「土旺用事」と呼ばれ、それが「土用」となりました。

土用の丑の日が、夏ばかり話題になるのは、やっぱりうなぎが食べられるから。
夏の土用の丑の日は「う」が付くものを食べると夏負けしないという言い伝えがあります。
うどん、瓜、梅干し、馬(肉)、牛(肉)など。うなぎもここからヒントを得たようです。

夏にうなぎを食べる習慣は古くからあり、万葉集に「きみは痩せているから、夏痩せに効くといううなぎを捕って食べたら?」と友人に宛てた歌が残っているほどです。そう、うなぎはビタミンA、B群、E、Dなどの栄養が豊富なんです。特にビタミンAは、100グラム食べれば成人の一日に必要な摂取量に達する量です。

「土用丑の日」といえばうなぎ!と、うなぎが丑の日限定になったのは、平賀源内が売り上げ不振の鰻屋に「本日土用の丑の日」と張り紙をするようアドバイスして、人気になったから…という説があるようですよ。

最後に・・・

土用は季節の変わり目に当たる期間ですから、体調管理にも十分気を付け、
からだにいいものや、やさしいものを食べて過ごしましょう。

▲夏空ですね!

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